水道水の安全のために
先週のこのブログでも書きましたが、4年に一度の大祭に向けて市内、特に
元町地域は祭りの色が濃くなってきています。提灯などの飾り付けも徐々に進んできています。写真は、私の家の近くの宮前通りです。750張の提灯が飾られています。宮神輿も磨きに出され、6月の大祭に向け、一つ一つ階段を上るように準備が進んでいきます。この4年間は震災をはじめ、いろいろなことがありました。次の4年間が平穏であるようにと、願いを込めて、祭りを迎えたいと思っています。
先週、利根川水系で、基準値(1リットルあたり0.08mg)を超えるホルムアルデヒドが検出されたことによって、各浄水場が取水停止を行い、断水などの影響が出ました。特に、北千葉水道企業団の地域(野田市、我孫子市、流山市、柏市、八千代市)においては、約34万世帯、約85万人に断水などの大きな影響があり、知事は自衛隊に対して災害派遣要請(給水車による給水活動)を行いました。県水道局管内においても、栗山浄水場などで取水制限の措置が取られ、市川市、松戸市の一部で断水・減水の恐れが出ていました。ホルムアルデヒドとは、塗料や接着剤、防腐剤に使われる揮発性の物質で、粘膜を刺激するため、目に入ると涙が出たり、のどの痛みが出たりすることがあり、シックハウス症候群の原因物質の一つとされています。
今回は素早い対応によって、健康被害などは出ていませんが、生活への影響は大きなものでありました。よく、「日本人は、安全と水はタダだと思っている」といわれていますが、安全であるはずの水道水が、一時的にせよ危険にさらされたということは看過できないことであります。他県でも、ホルムアルデヒドが検出されており、新聞などでは、今回の原因について、「埼玉県は周辺の化学系工場から塩素と反応してホルムアルデヒドを生成する化学物質のヘキサメチレンテトラミンが流出した可能性があるとして、汚染源は利根川支流の烏川(群馬県高崎市など)と推測。群馬県では調査結果から、すでに汚染物質の流出は終わった可能性があり、現状では汚染が始まった流域も絞り込めていない」と報じられており、未だ不安要素が残っているといえます。流出した工場が特定できなければ、再び同じようなことが起こる可能性があるということです。行政としては、特定するために、あらゆる手段を講じていくべきだと思います。
そして、もう一つ気になる報道がありました。「埼玉県水道管理課によると03年11月にも、行田浄水場(行田市)でホルムアルデヒドを検出。利根川の上流にある化学工場から流れ出た物質が、浄水場で使う塩素と反応したのが原因だったという。」浄水場で使う塩素と化学物質が反応してホルムアルデヒドが発生したのであれば、塩素による殺菌自体が、「一体どうなのよ」って話になってしまうのではないか、そう感じました。塩素がダメってことになったら、水道事業自体の根幹にかかわるわけです。とすれば、やはり、塩素との反応する物質を流す原因を特定しなければ、こういうことは度々おこってしまうのではないか、水道水に対する信頼も揺らいでしまうのではないでしょうか。蛇口をひねれば安全な水が出てくるという幸せを、そのまま続けていくためにも、今回の教訓を生かしていただきたいと思います。
本日、金環日食でした。雲があったために、肉眼できれいにリングを見ることができました。こ自然の偉大さ、太陽のありがたさを感じました。む
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