2009年6月29日 (月)

6月の予算委員会

早いもので、間もなく7月です。昨年6月は浦安はお祭り一色でしたが、早いもので一年以上経ちました。月日はあっという間に過ぎていきますが、その速さに負けないように、日々がんばっていきたいと思います。

21年度当初予算が知事選挙の関係から骨格予算であったため、6月に大型の補正予算が提出され、そのために、この6月議会では予算委委員会が開催されます。今回は一般質問の機会はなかったのですが、この予算委員会で質疑を行う機会をいただきました。質疑の内容は4点。2月の予算委員会はテレビ中継があったため、この6月もあると思っていたら、中継はなしということでした。勘違いで一部の皆様にはテレビ中継のことを話したりしておりましたので、申し訳ありませんでした。

質疑の1番目は、県民の安全ということで、多くの要望が寄せられている、信号機、交番の設置についての考え方について、信号機設置のURなどからの寄付受け入れについてと、交番が設置されるまでの間、交番用地などがあるところについて、今回の補正予算に掲げられた移動交番を優先的に配備すべきということを指摘いたしました。

2番目は、国土交通省の大規模浸水想定にどのように補正予算で対応しているのか、を質疑し、護岸、堤防整備の早期実施を要請いたしました。

3番目は、企業庁問題です。企業庁の土地造成整備事業の収束については、多くの問題点を抱えており、各地元市町村のまちづくりに大きな影響を与えることから、収束時期の延期などについて質疑しました。土曜日の千葉日報の一面で報道されました。以下引用いたします。

『県議会は26日、予算委員会がスタートし、全会派から委員となっている11議員が登壇した。山本修平企業庁長は景気悪化を受け、2012年度に予定していた土地造成事業の収束時期の先延ばしも視野に入れていることを明らかにした。
 企業庁収入の根幹を成す土地分譲および賃料収入について、内田悦嗣議員(自民党)は「08年度は、長期事業収支見通しと比べ2月補正時点で約25億円の減収ということだったが、3月の決算ベースでどのくらいの減収か」と質問。
 山本庁長は「収支見通しでは、08年度の分譲貸付収入は383億円と見込んでいたが、決算見込みでは約318億円で減収額は約64億円」と、減収幅が拡大したことを明らかにした。
 そのうえで、山本庁長は「昨年秋以降の急激な景気悪化に伴い、土地需要が急速に減少し、事業収束に少なからず影響を与える恐れがあるため、12年度までの収支見通しを改めて見直している」と報告。収束に向けた経営方針と方策をまとめた「新経営戦略プラン」と収束時期について「見直すということを含め、総合的な見地から早急に結論を出したい」と答弁した。』

4番目は、都県境問題、このことはほとんどの議員も知らなかったようで、都県境の境界が決まっていない、ということを初めて知ったという声もあがっていました。今後、羽田空港がどのようになるのか、騒音はどうなっていくのかを考えていくとき、千葉県としての権利を明らかにすべきためにも都県境の確定は行っておく必要があります。

私は、今と、将来とをきちんと捉えながら、あらゆる機会を利用して、浦安、千葉県の課題、問題解決を目指していきます。

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2009年6月22日 (月)

「始める・始めない」「続ける・続けない」

浦安市内でも新型インフルエンザ患者が発生しました。市や県のホームページで情報提供が行われています。正確な情報のもと、冷静な対応をお願いたします。

6月定例県議会も代表質問、一般質問と進んでいます。各議員の質問を聴いていると、千葉県の様々な面を勉強することができてとても参考になります。自分の立場として、地域の代表としての立場は当然ですが、千葉県全体を考える立場にあることを改めて感じます。農業政策なども、浦安には農地がないことから関係ないと思いがちですが、生産地ではありませんが農産物の消費地であるわけで、安全な食の確保という点などからは考えていくべき問題であると思います。後継者不足などが問題となる中、第一次産業のあり方についても、今後取り組んでいきたい課題の一つです。

今回の6月補正予算で、いくつかの事業が始められます。一番話題となっている事業は、東京湾アクアラインの社会実験800円化です。そして、このほかでは、妊婦検診の無料検診回数の引き上げなどがあります。今回のこうした事業は、国からの交付金を使って始められるのですが、この2つとも事業終了の期限が設定されています。千葉県の財政状況は、このブログでもいつも書いていますが、大変厳しい状況にあります。国の交付金がなければ、現状では実施不可能な事業であるといえます。県民の立場で考えたとき、両方とも歓迎すべき事業であることは確かですが、ここで一つ問題があります。期間終了後の財源をどのように手当していくかということです。特に、妊婦検診などは必要である事業ですから、続けてほしい事業でありますが、県が始めた事業の財源を、その後市町村負担としていくことには少々無理があるように感じます。皆で知恵を出していかなければいけないと思います。

私の嫌いな言葉に「試行」という言葉があります。試行して、その結果を見て、全部で実施していくという形を行政はたまに取りますが、これなんかも、県民サービスの観点から見ればどうもおかしい、サービスに格差が生じるわけですから、行政の基本である公平性が担保されないわけです。やるなら一律にやることが望ましい形だといつも感じます。

制度創設や事業実施などによって、地域的、時間軸的に偏ってはいけないと思うわけです。制度が始まったら、後年度の人たちもその恩恵を受けられるようにすべきであり、特定の地域だけではなく、全体がその恩恵を享受できるようにしていかなければいけないと思います。文章が下手でわかりにくいかもしれませんが、ある制度を作ったとき、A地域だけでこの制度を利用できるという状況は×だということです。そして、その制度ができて、21年度だけその制度が利用でき、22年度に同様のサービスを受けようとしたら受けられなかったという状況、これも×だということです。

6月定例会の冒頭で、22年度を初年度とする総合計画の策定に着手するということが公表されました。行政改革計画、財政健全化計画とあわせて策定するということですが、そこではサービスの公平性と言うことに留意していただきたいと思うわけです。県民が何を求めているのか、制度創設、事業実施に当たって後年度まで維持できるのか、そういう視点からプライオリティをつけて計画策定をして行っていただきたいと思うわけです。プライオリティをつけるためには新たな施策事業を「始める・始めない」、そしてこれまでの施策事業を「続ける・続けない」ということを、財政的な裏づけと費用対効果などを勘案したうえできちんと考え、無駄を省いて効果的な施策事業の実施を望みます。2月定例会で成立した、総合計画を議決事件とする条例に基づき、今度の総合計画の策定に関しては、議会が関与する形となります。これまでの「10のちから」のようなあいまいなものではなく、数年後の千葉県の形、姿が見えるような計画にしていただきたいと思います。

私は、今回は一般質問での登壇はありませんが、予算委員会で質疑を行います。多分インターネット中継があると思いますので、ぜひご覧ください。

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2009年6月15日 (月)

護岸オヤジ

11日より6月定例県議会が始まりました。今回の私の出番は一般質問ではなく、予算委員会となります。駅頭でお配りした県政報告に予算委員会はテレビ放映されるという記述をしましたが、6月定例会の予算委員会では、テレビ中継は行わないそうで、全く私の勘違いでありました。楽しみにしていた方々には深くお詫び申し上げます。ただ、インターネットでの中継は行われるようですので、ぜひそちらでご覧いただきたいと思います。

4月2日に国土交通省が大規模水害想定を出しましたが、千葉県では護岸整備が確かに遅れているようです。本会議をはじめ政務調査会等々様々な機会に私が護岸整備の必要性を訴えていることから、とある方に「護岸オヤジ」と呼ばれました。自分では、そんなに護岸のことを言っているつもりはなかったのですが、本会議場での堀江ドック付近の写真の配布など、言われてみれば確かに護岸、護岸といっているかもしれません。しかし、わが浦安においては、護岸はまさに生命線であるわけで、護岸整備の必要性はこれからも訴え続け、浦安が高潮、水害に強いまちとなるよう引き続き県に働きかけていきます。

私は徹底的に「護岸オヤジ」になります。ここに宣言いたします。

さて、堀江ドック脇の漏水の件ですが、葛南地域整備センターによって、漏水を防ぐための様々な対策が行われています。以前、このブログでも書いた目地をゴムで埋める工事に続き、護岸の中の水などを抜くための管(ドレーン)を埋め込む工事が行われています。浦安は地下水位が高いということもあり、その地下水をコントロールするような効果もあります。

Img015_2Dscn0831Dscn0825左の図が工事の概念図になります。護岸の構造上、浸透水を完全に除去することは不可能なので、浸透してきた水を管(ドレーン)によって側溝に流すというものです。中の写真のように護岸脇を何箇所か切り、そこからドレーンで反対側の側溝に流すようです。右の写真は、カッターを入れたところですが、護岸をコア抜きし、そこにドレーンをつなぐようです。写真でもわかるように水がたまっており、この水は護岸から出ているものではありませんが、この地下水を含む水をきちんと処理することによって漏水を防ぐことになります。このほか、護岸とドックとの境界部分についても、現在設計が進められており、今後工事に入っていく予定です。

新町地域の境川護岸については、明海地区の緑道の一部が開放されました。ただ、護岸の高さの問題で、管理用通路、護岸下のエプロン部の開放が行われていません。このほか、市内の河川、海岸の護岸には多くの問題があります。一刻も早く安全性と親水性の両立した護岸となるよう働きかけていきます。

前段にも書きましたが、私は26日の予算委員会で質疑を行う予定です。護岸整備の関係も入っています。そして、浦安市の中期的な将来見込みに大きな影響を与える企業庁の事業収束についても質疑を行う予定です。また、市民の安全のための交番、信号機設置などについても質疑を行う予定です。詳細についてはまたご報告いたします。

新型インフルエンザの発生が県内でも増えてきています。手洗い、うがいなどの予防策を徹底していくことが大切です。

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2009年6月 8日 (月)

総合計画策定へ

県では、22年度を初年度とする3ヵ年の総合計画を策定することを発表いたしました。知事が交代したのですから、ある意味この新しい総合計画策定という流れは当然なわけです。現在、千葉県の施策の計画体系はとてもわかりにくく、整理されていない状況にあります。2025年の千葉県という基本構想的な計画がそのまま置き去りにされており、10の力という施策の方向性だけを記述した計画期間も設定されていないような基本計画的な計画、そして単年度のアクションプランという予算との違いがわからない計画、こういった、どれが県の方向性を示しているのかわからない、そんな計画体系となっているのです。

計画の基本指標となる人口推計にしても、社会保障人口問題研究所が公表している数値を使っているだけであり、その数字には、県としての方向性や施策実施による効果といった部分はまったく反映されておらず、あるべき姿というものを考え人口推計を行う必要があります。このことは、私も本会議等で指摘していますが、計画策定時には必要な作業であり、ぜひ行っていただきたい作業であります。今回の策定の中で県として行うべき作業は次に掲げる点です。

  • 過去の計画を整理し、同様な計画を一本化すること。
  • 部門別計画との整合性を図り、計画体系をきちんと構築すること。
  • 計画指標について、県の施策の方向性を加味したものを明らかにしていくこと。

これらを考えながら、計画を策定していっていただきたいと思います。そして、総合計画とあわせて、行政改革計画、財政化健全計画も策定される予定です。この2つを策定するさいにおいても、やはり総合計画との関連というものをもっと明らかにして言っていただきたいと思います。3月に総合計画を議決事件として定める条例が制定されました。私も議員の一人として、この総合計画が実効性のある計画となるよう協力していきたいと思います。

6月補正予算案が出されました。21年度の当初予算は知事選挙があったことから、骨格予算として編成されており、この6月補正予算で道路・橋梁などの投資的経費や政策経費について計上されることとなっていました。今回の補正予算は、知事のマニフェストへの対応と国の経済危機対策への対応を基本的な考え方として編成されています。補正予算の規模としては、1,148億41百万円となっており、補正後の予算額は、1兆5,415億24百万円となります。厳しい財政状況にある千葉県としては、6月補正予算の財源をどのようにしていくかということが懸案となっていましたが、地方交付税が155億円の増額となったこと、臨時財政対策債110億円が増額となったこと、また、国の経済危機対策に伴う交付金が増額となったことなどにより、大幅な補正予算の編成が可能になりました。また、このような増加要因が加わったことによって、21年度の年間収支見通しも均衡することとなりました。新たに計上された事業のうち主なものには次のようなものがあります。

  • 移動交番配備事業(移動交番車15台配備)   97百万円
  • 消費者行政活性化基金事業(消費者相談体制の強化)  1億30百万円
  • アクアライン料金引き下げ社会実験(23年3月まで普通車800円) 10億円
  • すこやか出産応援事業(国の交付金で無料検診を5回から14回に増加)17億23百万円
  • 福祉人材確保対策事業(福祉・介護の職場環境の改善など人材の確保策) 1億53百万円
  • 在宅難病患者一時入院事業(県内3箇所に4床確保)  23百万円
  • 医師確保支援事業(医療施設に対しての助成)     3億23百万円

このような、新たな事業については、国の財政支援の期間が終了した後、どのように施策事業を継続していく財源を確保していくのかということが、きわめて不透明なものもあります。一度事業を始めたものをやめることは難しく、県民サービスを一時的に引き上げ、国の支援がなくなったらやめるということは極力避けるべきであり、ましてやそのツケを市町村に任せるということはできないものであると考えています。国から降りてきた施策であれば、引き続き実施されるよう国に強く求めていくべきであり、国ができないのであれば県が手当していくしかありません。そのあたりの考え方について、きちんとした説明を求めていきたいと考えます。

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2009年6月 1日 (月)

「財政が裕福だから」は関係ない

6月に入りました。11日からは定例県議会が開会されます。知事選挙のため、当初予算が骨格予算として組まれていましたので、その肉付けのための補正予算が議案として提出されます。当初では経常的な経費のみの計上となっていましたので、6月補正で投資的経費、政策的な経費が計上され、それを持って21年度の県予算の全体が出揃うということになります。県の財政事情は、これまでこのブログでも書いてきましたが、非常に厳しい状況にあり、当初予算審議の段階では、果たして肉付けができるのかという不安もありましたが、地方交付税の増額などにより肉付けもできるようになり、21年度だけでみれば収支は均衡している状況となっています。知事の公約についてもいくつかは盛り込めたようですが、財源的には多分に「ついていた」部分もあった感は否めません。その中で、妊婦の無料検診回数を増やすなどの国の交付金などを使った期限付きの事業については、その終了後の継続性、そして財源手当というものをきちんと考えていく必要があると思います。ビジョンをしっかり示すことが大切であると、私は思います。6月補正予算については、この議会でしっかり審議していきます。

浦安市は、全国有数の財政状況を誇っていることは周囲の認めるところであります。多くの方々から、「浦安市は県に頼らなくて自前でできるからいいじゃないですか」と言われますが、この言葉は私には納得できないものです。浦安市の予算から見てみると、県からの支出金は13億6千万円程度となります。その内訳としては、主なものは次のようになります。

  • 総務費関係 県民税徴収委託金2億5千万円 選挙4千8百万円 統計費6百万円
  • 民生費関係 国保負担金 6千5百万円 障害福祉関係2億6千万円 後期高齢者関係4千9百万円 保育所関係3億円 乳幼児医療費1億1千2百万円 生活保護費5千7百万円 
  • 教育費 公民館1千万円
  • 土木費 排水機場・水門負担金 4千8百万円

税制改正によって、市民税と県民税との割合が変わり、市に入るはずの税が県に行っているという見方もできる中で、県が浦安市に関して支出している部分というものが感覚として少ないように私は感じています。排水機場の負担金などは、具体的な数字をここでは挙げませんが、他市と比較すると県の負担割合は低いものとなっているようです。県全体の中での事業配分、予算配分というものがあることは私も承知しており、県土全体の均衡ある発展というものを考えていかなければいけないことは重々承知しています。しかし、浦安市民の感情として、もう少し県としての予算を浦安市に振り分けてもらいたい、納税額にあった予算配分を考えてもらいたいということは、率直な意見であります。だからこそ、「浦安市は自分で何でもできる」という言葉に対して私は納得できないのです。1兆5千億円の財政規模の中での1億円と800億円の中の1億円では、自治体に与える影響、重みというものは自ずと違ってくるわけです。

地方自治制度の中で県の役割というものは明確になっています。「浦安市は裕福だから」という論調は本来の趣旨から外れた筋の通らない意見であり、こうした安易な考えを取り除くために、議会の場だけにとどまらずあらゆる機会を捉えて、県の役割について私は議員として指摘していくことが必要であると考えています。

東野に新しい老人福祉センターができました。7月1日オープンの予定だそうです。

ところで、高洲の特別養護老人ホームに隣接して第二老人福祉センターの構想がありましたが、あれは一体どうなったんでしょうか。それと、東野の福祉ゾーンという考え方はシビックセンター構想の中で、きちんと位置づけられたものとなっていましたでしょうか。わかる方がいらっしゃったら教えてください。

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2009年5月25日 (月)

幼児教育の無償化

19日早朝、浦安市議会議員 高津和夫様が逝去されました。高津議員が亡くなられたという知らせが私の元に届いたのは、19日の午前中のことでした。入院されていたことは知っていましたが、お見舞いに伺ったときも元気で熱く浦安の将来のことを語っておられたので、まさかと信じられませんでした。葬儀にも出席させていただきましたたが、未だに信じられない気持ちでいっぱいです。

町の時代から34年もの長い間、議員として浦安のまちづくりに大いに貢献され、その見識は高く、私もお手本としていた方でした。誰にでも平に接し誰からも愛された方でした。若手の意見にも耳を傾けてくれ、的確に助言をしてくれて、浦安市政の中での大きな柱でありました。熱い質疑、質問をされていた姿、控え室で資料を読んでいる姿、夜マラソンの練習をしている姿、議会の合間にパンをほおばっていた姿、市民を乗せた船をこぐ姿、はぜつり大会のとき水泳連盟として浮き輪を持って颯爽と登場した姿、数々の場面を思い出します。高津議員から教えていただいた、「信念に基づいた行動」を守って、私もまちづくりに係わっていきたいと思います。高津和夫議員、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。

文部科学省の研究会が幼児教育の無償化についての中間報告が出されたとの報道がありました。義務教育の準備段階での幼児教育が重要ということから、また子育て支援としての少子化対策として、無償化の法制化について求めていくという内容になっています。ただ、年間7900億円というその財源については、消費税の増税でまかなうとしており財源確保については課題を残しています。幼児教育の無償化について、私は、その方向性については理解をするところでありますが、幼保一元化が思ったように進んでいない現状を考えると、まず、幼稚園と保育園とで二元化されている部分の整理を進めていくことが第一であり、その中で財源の問題も含めて議論されていくべきものであると考えています。

以前も書いたかもしれませんが、私は、3歳児における教育と保育との違いが果たしてどこにあるのか理解できない状況にあります。就学前の社会性を身につけるための幼稚園と、保育に欠ける児童を預かる保育園との違い、子どもの立場に立った違いというものが良く理解できないのです。私はこうしたことから、「幼児教育・保育政策」を一元化すべきであると思っています。ただ、依然として一元化に向けた取り組みが一部にとどまっている、そのあたりの障壁というものを取り除いていくことが、優先されるべきであると感じています。そして、その整理の過程で、無償化ということについても必要ならば実施していくべきであると思います。国の制度改革の問題としてだけではなく、県としての取り組みというものも、この幼児教育の無償化については、今後検討を進めていくべきであると思います。報道では、今月下旬より文部科学省ではさらに検討を始めていくとのことであり、その動向に注目していきたいと思います。

土曜日には、市内の多くの小学校で運動会が開催されました。市内を歩いていると、学校からは大きな歓声が上がっていました。子どもたちの笑顔が輝く、そして、子どもたちの未来が輝く、そんなまちづくりを進めていきたいと思います。

今週の29日(金)臨時県議会が召集されます。人事委員会の勧告に基づき、県公務員賞与の0.2ヶ月減額のための条例改正が審議される予定で、6月1日が基準日のため、6月定例会前に臨時会が決定されました。臨時会の模様はインターネットでご覧いただけます。

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2009年5月18日 (月)

県警本部

新型インフルエンザが渡航者以外から発生しました。拡大防止に向けた対策の強化が求められています。ただ、大阪府知事の言うように、このままでは都市機能が麻痺してしまうことも考えられるので、毒性などの生命リスクについての情報提供などを行い、効果的な対策を考えていくことも必要であると、私も思います。急な発熱など疑わしい場合は、インフルエンザ相談窓口(どちらも24時間対応です)に電話し、指示を受けてください。

  • 市川保健所 047―377-1101
  • 浦安市相談窓口 047―381-9051

千葉県警本部の新庁舎が間もなく竣工します。現在、県警本部は県庁の隣に建っておりますが、手狭であることから指令室(110番通報を受け付けと指令するところ)が別のところにあるなど、本部としての機能が分散されいます。こうしたことから、新たな県警本部庁舎の建設が進められてきました。一足先に中を見せていただきましたが、交通安全や警察の仕事を理解する啓発コーナーも1階に設けられ、県民の視察順路も設けられるなど、警察と県民との距離を縮めるための工夫もされています。そして、何よりも指令室などこれまで分散されていた機能が一体化されることで、より効率的、効果的になるということです。千葉県の刑法犯認知件数(犯罪発生状況)は14年ごろをピークに減少していますが、20年度10万件を越えており、まだまだ高い状況が続いています。私は、県民生活の安全確保のための取り組んでいただくよう要望していきます。

Dscn0747Dscn0761_2 左の写真は、県警本部屋上のヘリポートです。県庁付近には、県庁本庁舎の屋上、セーフティ千葉の屋上の3箇所に設置されています。右の写真は庁舎の中に作られた吹き抜けです。冷暖房や採光面で効果があるということです。

Dscn0764Dscn0769_2  左は、ガラス越しのため見にくいのですが、指令室の全景です。前方には大きな画面があり、ここで出動状況などがわかるようになっています。県内全部の110番通報はここに必ずつながります。県民安全の最前線施設です。右は、交通管制センターです。ラジオなどの交通情報はここから発信されます。この写真も放送ブースから撮影しています。

Dscn0786Dscn0785_2  白バイも飾ってあり触れられるようになっています。交通安全に関しての啓発のための体験型ゲームなども設置され、楽しみながら学べるようになっています。

19年12月のこのブログにも書きましたが、浦安市内には現在交番が6箇所あります。1交番あたりの受け持ち人口は2万6千人を越えており、他市と比較して著しく多いものとなっています。特に新町地域においては、計画的な開発が進められているにもかかわらず交番は日の出交番1箇所となっています。計画人口4万2千人のまちに1箇所という現状は、市民の安全を守っていくためには足りないことが明白であります。高洲地区には交番用地も確保されており、私は、交番の新設を引き続き働きかけていきます。

市民の生命、財産を守っていくということは、自治体としての根幹であります。根幹部分をもっともっと強くしていくために、私は精一杯活動していきます。

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2009年5月10日 (日)

大規模水害想定

ゴールデンウィークも終わり、日常が戻ってきました。GW中はこのブログの更新も不定期になっており、のぞきに来て頂いた方には肩透かしとなっていたかも知れません。お詫び申し上げます。

新型インフルエンザがわが国でも確認されました。市民の皆さんには冷静な対応をお願いたします。新型インフルエンザ相談窓口(どちらも24時間対応です)を書いておきますので、疑わしい場合は、相談窓口に電話してください。

  • 市川保健所 047―377-1101
  • 浦安市相談窓口 047―381-9051

5月2日の夕刊に載った「首都圏水没・・・備えは」という記事は、私としては、想定の範囲内の記事だったのですが、改めて書かれるとやはりショックを受けます。記事の内容は東京湾を巨大台風が襲った場合の高潮による浸水被害予想についてでしたが、室戸台風級(912ヘクトパスカル)が来た場合、最悪のケースでは浦安市内はほとんど浸水被害が出るというものです。そして、その記事の中では、「堤防整備に格差」ということで、東京都と比較して千葉県の堤防整備が遅れていると報じています。

この記事は、国土交通省港湾局が4月2日に公表した「東京湾の大規模高潮浸水想定」を受けて新聞報道されてたものですが、その中で、評価として「耐震対策及び老朽化対策が必要」としています。浦安市の護岸は、河川に関しては昭和40年代の高潮対策事業、海岸に関しては海面埋め立て事業により整備されたもので、地盤沈下の影響などからその安全性が低下していると考えられます。

私はこれまで、護岸整備について、安全性と親水性の両面から整備促進を訴えており、一部では整備スピードも上がってきていますが、まだまだ到底十分といえる状況ではありません。県としては財政的なものはあるにせよ、こういった想定結果が出ている以上、整備について積極的に推進するよう、引き続き働きかけていきます。

旧江戸川護岸堀江ドック付近の水漏れですが、県としても護岸の継ぎ目などからの浸水については目地を特殊な素材で埋めていくなど、対処してくれてはいますが、現在ではどうしても対処療法的な整備となっていることから、ドック付近の再整備も含め、これまで以上に進めていくよう要望していきます。

Dscn0700Dscn0715Dscn0739  左の写真は堀江ドック付近の護岸の様子です。水の浸入を防ぐための大型土嚢が設置されました。そして、この付近の継ぎ目の目地にゴム製の材料を埋め込んでいったようです。 このゴムは水を吸うと膨張するという性質を持っています。中の写真は先月13日頃のものです。そして、3週間ほど水につけておいたものが右の写真となります。いろいろな材料を使って対応していますが、根本的な解決のためには前面をテラスにすることや緩傾斜護岸としての整備が望まれます。

浦安市においては、県の施設としては、道路と護岸、排水機場、高校、警察署・交番、県営住宅ということになります。他市と比較して県の施設は圧倒的に少ないと、私は感じています。納税している浦安市民の安全に対しては、他の施設の恩恵も受けにくいという状況の中で、県としてより重点的に投資しても良いのではないかと思います。私が護岸の話をすると、「また、護岸ですか」ということを言われる方もいらっしゃいますが、安全のために言い続けていくことこそが私自身の務めであると思っており、まだまだ言い足りないくらいであると思っています。福祉、医療、教育などについても言うべきことは、当然言っていますし、これからも言い続けていきます。

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2009年5月 2日 (土)

新型インフルエンザについて

新型インフルエンザの警戒レベルがフェーズ5に引き上げられ、世界各国への感染の拡大が懸念されています。千葉県は国の表玄関である成田空港を抱えており、国の水際作戦を受け迅速な対応が求められています。

県議会でも健康福祉常任委員会協議会が緊急開催され、その中で、千葉県としての対応の説明がありました。

今回発生したインフルエンザは、これまで警戒していた鳥インフルエンザとは違い、豚の間で感染していたものが人と人との間で感染する形に変にしたものであるとのことです。患者の治療にはタミフル、リレンザが効果的であるといわれており、千葉県では平成20年度末現在で49.6万人分が備蓄されています。また、県の対応としては、各保健所に「発熱相談センター」を設置し、相談等を受け付けています。疑わしい場合は、直接医療機関に行かず、まずは電話で相談してください。

新型インフルエンザ相談窓口(どちらも24時間対応です)

  • 市川保健所 047―377-1101
  • 浦安市相談窓口 047―381-9051

正確な情報に基づいた冷静な対応と、マスクや手洗いといった予防策を講じることが大切です。

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2009年4月27日 (月)

森田県政スタート

4月22日に臨時県議会が開催され、この日が森田新知事のデビューと言いますか、初の議会となりました。議会の冒頭で森田知事の挨拶がありました。以下、私の感想です。

森田知事の挨拶は所信表明というには物足りないもので、挨拶という言葉が似合っている内容であったと思います。私としては、財政がここまで悪化しているという、この難局をどう乗り越えていくのかということについて、その方向性が出されることを期待していたのですが、少々期待はずれでありました。選挙公約であるいくつかの項目についても、その道筋は示されず、本格予算を組む6月補正でそのあたりが見えてくるのかもしれませんが、この部分についても道筋をもう少し示すべきであったろうと思います。「守りの県政になってはいけない」「千葉の宝に光を当てる」「日本一に光り輝く千葉県」、こういった言葉の羅列が意味するところを私は理解できません。「移動交番の全県配備」という政策・公約に対して、その移動交番がどのようなものなのか、全県配備とは何箇所くらいなのか、そういったことを説明していただきたかったし、重点項目に関しては説明すべきであったと思います。

「私たち県民一人ひとりがやる気を持ち、行動を起こすことが必要です」「皆様と肩を組み、一丸となって県政を運営していく」「ぜひ皆様のご理解とご協力と心からお願い申し上げます」、こういった呼びかけは「協働」と言う意味からは、行政運営に必要不可欠なことでありますが、その目指すべき方向性が今ひとつ示されていない中では説得力に欠けてしまうと感じました。

森田県政は始まったばかりですが、県政の舵取り役として、進むべき方向についてもう少し丁寧な説明をしていく必要があると思います。特に、県西部に対する施策というものが公約の中では見えていなかったという感じを私は持っています。東京都との行政格差というものをどのように追いついていくのか、今後に期待します。

今回の臨時会では、森田知事に関しての「百条委員会」の設置が他党から発議されました。この件に関して、百条委員会はあくまで自治体の事務に関しての調査ということであり、政治資金という部分での設置は、法の趣旨からはなじまないものであると私は感じています。ただし、県政のリーダーであることから、当然きちんとした説明というものは道義的に見て行うべきであると思います。次の議会までには、納得できる説明を知事自らが行っていただきたいと思います。

このほか、2月定例県議会で指定管理者の指定を否決された施設について、直営で施設管理をできるようにするための条例改正を専決処分で行ったことについての承認の議案が出されました。専決処分については、直近の議会で承認ということであるので、提出されましたが、本来であれば、議案否決ということを重く受け条例改正のための臨時会を開催すべきであったと思います。時間がなかったということでありますが、残念な部分であります。また、直営に戻った施設の業務委託先について、指定管理者として否決された法人等が応札していることもあり、入札のあり方についてももう少し考え、透明性を確保していくことが必要であったと思います。

私としては、議会人として、当局に対してきちんと言うべきことは言い、是々非々で今後も臨んでいきます。

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