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2016年12月20日 (火)

多言語表記

12月定例県議会も全議案の採決を行い閉会しました。今定例会では、私がプロジェクトチームの座長として、約1年半かけて調査研究を行い取りまとめた「千葉県子どもを虐待から守る条例」が上程され、賛成多数で可決されました。反対する方がいたことに驚きですが、その理由が条例をよく読んでいただければ理解してもらえると思っていた部分だけに、なんで反対するのか、信じられなかったのですが、主義主張の違いなのか、全会一致を目指していただけに残念です。条例の制定はスタート地点だということで、今後も児童虐待防止対策の推進を図っていかなければならないと改めて感じています。

外国人観光客の増加や2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ということで各方面で多言語による表記が行われ始めています。公共交通機関でもそうした取り組みは進められているようで、ロンドンの地下鉄ほどではないにせよ、様々な取り組みが進められていることは素晴らしいと感じます。国土交通省も、平成26年に、観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドラインを公表しています。その中で「本ガイドラインは、特に多言語対応に焦点を当てて、自治体や国の既存のガイドライン(以下「既存のガイドライン」という。)の内容を踏まえて深掘りし、美術館・博物館、自然公園、観光地、道路、公共交通機関など、幅広い分野で共通する指針を盛り込んだものである。」とあり、場合によっては、ピクトグラム(絵文字)を加えながら外国人目線に立って進めていくことが重要だとしています。

浦安市を走るコミュニティバス「おさんぽバス」でもこうした取り組みが行われているようで、運転席脇の上部に「次は浦安郵便局」と表示されると、その後に、こどもでもわかりすいように「うらやすゆうびんきょく」とひらがなで表記されます。そして、同時に「UrayasuYubinkyoku」と英語表記されます。さすが、国際都市・浦安だと感心したのですが、どうも納得がいかない。次は「Tomioka chugakkou」というところで気づいたのですが、これはローマ字表記で英語表記ではない、ということです。浦安郵便局は英語表記ならば、「Urayasu post office」でなければ、英語圏の人にはまったく意味が通じない。停留所名ということで固有名詞として扱ったのかも知れませんが、意味が通じるとは思えない。外国人に、音として「うらやすゆうびんきょく」と聞こえたら降りるんです、と教えた時以外は、ちょっと違うと私は思います。もっと考えていかなければいけないと思います。

観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン(国土交通省)

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